先週の金曜日、ご来場頂いた皆様、どうもありがとうございました。
仕事を終え、大急ぎでライブ会場へ向かったのですが、
かなり時間が押していて、演奏したのは10時過ぎでした。
機材トラブル等もあり終わったの11時近かったので、
最後まで居てくれた人に感謝します。


そして打ち上げ後、抜け殻の状態も一山超えて、
先日北欧ツアーでご一緒した、
三田格さんとDJ MOODMANさんのイベントへ。


久しぶりにクラブへ行って、踊りましたが、音が凄く良くて、気持ち良かった。
お酒もススムし、自然と身体が揺れます。


最近ライブハウスで、包まれるような良い音を
出してくれるところってなかなか無いなって感じます。
勿論バンド側の音作りも大切なんですが、
(リハなしのライブが多い我々に言われたくないでしょうが・・・。)
PAから聞こえる音に「あれ?」って思う事が多いです。
私のようにライブハウスでの音に慣れてる人は、
そういう音を耳に眼鏡のようなものをつけて、
大体こういう音が出したいんだな、
って事を無意識に矯正しながら聴いてると思うのです。
ただ矢張り、もっと多くの人に楽しんで貰える為には、
(例え、ノイズの応酬であっても)
無意識に心地の良い場所にする必要があると思います。
(お酒も美味しかったりしたら最高。)


今は新大久保EARTH DOMというライブハウスの店長になっている、
早川店長(KIRIHITOというバンドでドラムも叩いている)が居た頃に
私は、ずっと高円寺20000Vというライブハウスに出演していて、
お客さんとしても一番多く通ったライブハウスがあります。
ここは低音も割れないし、音はでかいのですが、悪いわけじゃなくて、
どんなノイズバンドもハードコアバンドも気持ち良く聴けて、
そこで衝撃的なライブを幾度も体験しました。
今でもこうやってライブ活動を続けてるのも、
その体験が無かったら、また違ったかもしれません。


ライブハウスは毎日営業していますが、
時にお客さんにとっては、人生1度しかない場合があるって事を
もっと考えても良いんじゃないかなと思います。
そうやって、気持ちの良い場所を提供されたお客さんから、
相応のチケット代とお酒代を頂きながら、
活動を続けてくのが、「普通」のことだと、私は思います。


私も、どんなライブが聴く人によって心地よいかは分かりませんが、
自分の作った音に責任を持って、精一杯演奏します。
当たり前のことですが、心がけてます。




なんて事を酔っ払いながら踊って、考えつつ、始発で帰宅。
好きな事に対して、ものすごい体力を備えてます。来月29歳です。